11月19日は第4回「ベリーダンスを知る~レジェンドに聞く」セミナー&WSでした。ブラジルのLulu Sabongi先生をお迎えしての大変貴重なWSの2日目となり、受講生の皆様とLulu先生の間にもリラックスした雰囲気が生まれていてWS会場が和やかな空間になっていました。沢山の受講者の皆様にご参加頂き、誠に有難うございました。
今日のテーマはWS②「力まないヒップテクニックとシミー」でした。ヒップテクニックの理論をホワイトボードに整然と書いて下さり、まずはルル先生ご自身をビデオ撮影するようにと言って頂き、その後に一つ一つの動きを丁寧に解説して頂きました。ヒップにどのようなテクニックが必要で、それをどのように使っていくかの説明が具体的でとても明解でした。ルル先生は沢山の例えを使って分かりやすくWSを進め、受講生一人一人を回って指導をされていました。長年の研究を惜しみなくシェアして頂いていることがひしひしと伝わる内容でした。ルル先生は日本人の私達と同じ様に小柄にも関わらず、繊細な動きからダイナミックな動きまで正確にコントロールされていて、「自分にはまだ難しいところもありますが動く方法をしっかり教えて頂いたのでとても前向きな気持ちになれる!」と受講生の方からもコメントを頂きました。
WS③「オリエンタルルーティン振付」で、クラシック曲でのWSでした。この2日間の集大成ともいえるこの振付では、繰り返されるメロディーの中でも動きには常にバリエーションに飛んでいて、とても流麗な振り付けでした。ターンやアラベスクなど滑らかな動きはまさにLulu先生の真骨頂ともいえる優美でエレガントなオリエンタルの世界。そのエッセンスが豊かに詰まったこの振付を皆で1曲踊りこみました。最後は3チームに分かれて披露し合い、完成した時はWS参加者全体で達成感を味わう事が出来ました。ルル先生はWSの最後にも「日本が大好きで皆さんにいつも力を頂いています、感謝しています」と言って下さり、やはり日本で長年教えていらっしゃるその愛情が溢れていらっしゃいました。そして「うまくいかない事があって人生は美しいもの」「Never give up!」とお言葉を下さり、WSは終了となりました。
受講者の皆様に心より御礼申し上げます。
日本ベリーダンス連盟
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