3月12日は第5回「ベリーダンスを知る～レジェンドに聞く」セミナーでした。
講師にDr. Gamal Seifをお迎えしての大変貴重な午後となりました。沢山の受講者の皆様にご参加頂き、誠に有難うございました。
今回のテーマは「ウーム・カルスーム」でした。セミナーの前半はウームカルスームの生い立ち、家族の歩み、どのようにしてウームカルスーム親子がカイロに到着したかを、様々な興味深いエピソードを交えて講義がありました。そして「ウームカルスームがエジプト全土そしてアラブ諸国で愛される存在になったのはなぜなのか」という理由をしっかりと理解することにより、我々ダンサーもダンスに大きな影響がある事を学びました。後半の実技の時間では「エンタ・エル・ホッブ」の前奏部分の音を細かく聞き分けて踊り分けることに取り組みました。とても奥深いウーム・カルスームの世界を学び、アラブ文化と踊りの結びつきの大切さを改めて知ることができる大変貴重な内容でした。
お茶会では受講生からDr.Gamal Seifへ次々に質問を頂きました。エジプトのゴールデンエラの頃の生活スタイルと、今の生活スタイルでは出来上がる音楽も全く違う事が改めてわかりました。もっともっとお話を聞いていたい気持ちでしたがあっという間の4時間のセミナーでした。
受講者の皆様に心より御礼申し上げます。
一般社団法人日本ベリーダンス連盟では引き続き、オリエンタルダンスへの学びを深めるセミナーを開催してまいります。今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。
日本ベリーダンス連盟
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