Baran
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最近ステージショーでよく目にするのがオーディションや公募メンバーによる<群舞>。今回登場のBaran(バーラン)も、こうしたステージ群舞に積極的に取り組んできたひとり。年間50本近いショーをこなすなかで、あえて時間も費用もかかる群舞に挑戦する理由を聞いたら、自身の価値観を大切に成長を続けてきた彼女らしい<芯の強さ>が見えてきました―。

●発表会=オトナの部活!仲間との一体感&達成感に衝撃を受けて
―<群舞>が好きなんです。
踊ることはもちろん、観るのも作品を作ることも大好きで、ここ数年はフォークロアを中心に、オリエンタル、ファンベール、ジャズフュージョン、マハラガン…ジャンルを問わず、ご縁のあったさまざまなステージ群舞に参加しています。


―群舞の魅力に気付いたのは、
小松スタジオでベリーダンスをはじめてすぐ、初めての発表会に出た時のこと。
10分以上ある長いオリエンタル群舞に参加したところ、一緒にエントリーしたのは20人以上! 常に舞台上は生徒でぎっしりのなか大人数が出たり入ったり…振付はもちろんちょっとした立ち位置のミスもできない状況ゆえ、各自がリハーサルから<自分の役割>に集中して臨みました。
当然、緊張感もすごかったですが、
それ以上に本番の成功に向けて進んでいく<一体感>や仲間と分かち合った<達成感>が素晴らしくて!
思えば体育会系の部活に没頭していた学生時代、チームで一つの目標に向かって努力する事にやりがいを感じていました。
趣味としてはじめた
ベリーダンスでも
当時と同じような感覚を味わい、
「これは…オトナの部活だ!私はいま第二の青春を送ってるんだ!!」と、心の底から感動したことをはっきりと覚えています。

●即効性はないけれど…揃える過程で身体に入る、<得意>以外の要素
―2025年は3本のステージ群舞に参加しました!
なかでも印象的だったのは、
わずか一か月で作り上げた
『MabrookTOKYO』のサィーディー群舞。
監修のカッザーフィーは、言わずと知れた世界を飛び回るマスターティーチャー。また一緒に参加したメンバーも東京~関西と地理的に離れていたため、リハーサルはすべてオンラインで行いました。
全員が揃ったのは本番前日!
そんな限られた条件のなかでも「やるしかない」とチーム一丸となって気持ちを合わせ、<揃える>+決められた役割のなかでどう<自分らしさ>を演出するかまで考えを巡らせてのリハーサルはとても刺激的で、群舞ならではの難しさも醍醐味もたっぷり味わえました。おかげでメンバーの皆さんとも仲間としてライバルとして…とてもイイ関係を築きながら、ステージを成功に導くことができたように思います。
―この「揃える」
「まわりと合わせる」
というのは、
個性重視かつソロで踊られることの多いベリーダンスでは一見必要ないことのように思えますが、私にとってはむしろ逆!
本番に向けて
<チームとしての美しさ>を目指して真剣に取り組む過程で、
苦手な動きを身体に取り入れたり、
自分の発想にはなかった表現に触れたり…
日頃レストランショーで即興で踊ったり、自分で振付を作ったりしているとどうしても得意なパターンに陥りがちで、自由がゆえに行き詰まりや伸び悩みを感じることもあった自分にとって、ステージ群舞への参加は
●踊りの幅そのものを広げる
●新しいことにチャレンジする、
またとない成長の機会となっています。

―中でも大きな気付きがあったのが、
モワシャッハはじめとする
エジプトのフォークロアダンス。
私はずっとこの優雅さのなかにある
しなやかな身体の魅せ方や
音楽を感じさせるような踊り方を
追求しているのですが、
フォークロア群舞に積極的にチャレンジするなかで、ついつい細かいところまで音をとりがちな自分の<クセ>に気付くこともできました。
テクニックや単なる振付とは違い、
「空気」「雰囲気」「流れ」といった感覚的なものは一朝一夕に身につくものではありません。でも私は私なりの方法で! 丁寧に時間をかけて、あの<美しさ><優美さ>を少しずつでも自分のなかに吸収していけたらと思っています。
●自分の価値観を大切に。<群舞>を通じて継続して成長していきたい!
―初めてのステージから変わらないのは、
ただただ仲間と作り上げる群舞は楽しいということ。
加えて今は<ダンサー>としても<教える立場>としても、ありがたいことに多くの機会をいただき忙しい日々のなかで、自分の踊りとじっくり向き合える大事な時間となっています。
性格的にも、
ひとりで黙々と練習しているより仲間と努力するほうが自分を追い込んで頑張れるし、勝ち負けを競うコンペより自分の価値観的にもしっくりくる!
モチベーションを長く保つため、そして常に学び磨き続けていくためにも…フォークロアを中心に、<群舞>には積極的にチャレンジしていくつもりです。

―私は群舞と同じくらい<レストランショー>も大事にしているのですが、実はこの二つはすごく相性が良くて!
レストランショーの後で
群舞のリハーサルに参加すると
「キチンと準備して作り上げる群舞ってイイなぁ」と心底思うし、群舞リハの合間にお客さんと距離の近いレストランで踊ると
「なんて自由で楽しいんだろう」
とフレッシュな気持ちになれます(時間調整だけはちょっぴり大変ですが・笑)。
きっとそれぞれ全然違う<良さ>を感じながら、自分のなかで自然とバランスを取っているんでしょうね♪













