Rikamoon
https://www.instagram.com/rikamoon_bigmoon
yoko
https://www.instagram.com/yoko_sgw/
Yesim
ベリーダンスを続けていると肉付きの良いメリハリ体型には憧れるけど、中には「体質的に太れない」という人もいるのでは? 今回登場するのは、細身体型をいかした魅せ方が素敵なRikamoon(リカムーン)、yoko(ヨウコ)、Yesim (イェシム)の3名。踊り方やスタイリングのコツ、日々の生活で意識していることetc.を伺ったら、三者三様の答えが返ってきました――。
●身体を長く引き延ばして!生来の骨格をいかせる踊り方を見つけた♪
【Rikamoon】
―私の体型は<骨格ナチュラル>(プロ診断済)。
手脚がスラっと長い一方で、ヒップとウエストの差があまりないのが特徴です。
真正面で真っすぐに立つと棒立ちに見えてしまうこともあるので、踊る時は常に身体のどこかに<S字カーブ>を作るよう意識しています。そしてヒップワークは正面ではなく、斜めや後ろを向いて大きく動かすと遠くからでもしっかり見える! 肩の四角さも目立ちやすいので、ポーズを取るときは少し腕を高めに置いたり、胸を高くあげたりするようにしています。

―メリットとしては、
身体を長く引き延ばして大きく使うと、実際の身長よりも背が高く見えること。
やはり重量感ではどうしても他のダンサーに負けてしまうので、その分重心や体幹を磨いて洗練された雰囲気を出せるよう心がけています。
踊り方で参考になるのは、
韓国のダンサー、ウォンジュン(@wonjoong_ahn)。はじめて彼の通りを生で見たとき、スリムなボディラインならではの魅力がビシビシと伝わってきて「これだ!」と直感しました。
―コンペ前など練習量が増える時期はすぐに数キロ痩せてしまうので、どんなに夜遅くても家に帰ったら白米を摂取。また会社のロッカーには<プロテイン>と<蜂蜜>を常備していて、お腹が空いたと感じたらすぐ栄養を補給するようにしています。
私は4歳~22歳くらいまでクラシックバレエをしていました。今の体重はバレエをやっていた時から数キロ増えた程度ですが、ベリーダンスをはじめてからは身体のライン、とくに後ろもも~ヒップにかけてが大きく変わりました! 中でも裏ももは、ペタンとした感じから<ふんわり&もちもち>した筋肉がついて、柔らかい厚みが出たように思います
このももまわりは自分でも好きなパーツ。
だから衣装は両ももがしっかり見える<両サイドスリット>のスカートを選ぶことが多いですね。何より動きやすいし、思いきって出してしまったほうがお尻周りに重みがあるように見えるような気がします。ただし腰回りの飾りはシンプルに。飾りが大きすぎると身体とのバランスが取れず、逆に不自然に見えてしまうからです。
また、アームは多少隠すようにしています。丸出しだとどうしても貧相に見えたり動きが硬く見えたりしがち。ふんわり袖の付いた衣装を選んだり、アームカバーをプラスしたりすると、腕のラインをなだらかに美しく魅せることができるように思います。

―最近はスレンダーなダンサーさんの活躍が増えていて、私自身も励まされることが多いです。
身体は細くても身でもベリーダンスは踊れるし、たとえお肉は揺れなくても魅せ方はたくさんあります。
だから体型で諦めないで♪
これもまたひとつの個性と考えて、お互い自分磨きを続けていきましょう!
●着こなし、踊り方…細身の自分にしか出せない持ち味を大切に
【yoko】
―ベリーダンスをはじめて19年。
これまで東京ベリーダンスファッションショー(TBDFS)や、ベリーダンス衣装ショップ『エジプト屋』『ARZU(現在は閉店)』でモデルダンサーとして、たくさんの衣装を着てきました。
こうした場ではデザイナーが各モデルに似合う衣装を割り振ります。私は腰部分がぴったりしたマーメイドタイプや、フレアでも布がすとんと落ちるような身体のラインにフィットするデザインを担当することが多かったです。
自分で選ぶ衣装も同様に、上品でエレガントな雰囲気のものが好きです。具体的には、ブラとベルト部分は華やかに&それ以外の部分の装飾は派手すぎず、そして腰部分の布がギャザーになっているタイプの衣装がお気に入り。手足をより長く、身体のラインをすらりと美しく見せてくれるし、たとえ身体が薄くても、胸・くびれ・腰といった女性らしいラインがしっかり強調できます。私自身は柔らかく優美でなめらかな舞を目指しているので、踊り方や選曲にもしっくりくるように思います。
―身体が細い分、小物でスタイリングに華やかさを出すことも大事。とくにレストランショーで同じ衣装のまま×複数の曲を踊る時は、曲ごとに何かしら変化を持たせるようにしています。
おススメは付け袖やボディチェーン!
下記の赤い衣装に合わせた付け袖は、実はダンス用ではなくパーティードレス用の装飾品なんです。数十秒あれば付けられるし、プラスするだけでガラっと印象を変えられますよ。

―もうひとつ、デザインやスタイリングと同じくらい大切なのが<衣装が身体にフィット>していること。やはりゆるいとまず踊りに集中できないし、かえって「着られている感」が出て身体の細さが悪目立ちしてしまうからです。
とくに私は体重が落ちると、まずお腹やウエストまわりが薄くなるタイプ。もともと食が細いこともあり、ショーの緊張感から自分でも意識しないうちに痩せて衣装が合わなくなってしまったり、朝お直しした衣装が夜にはゆるくなっていたりしたこともあります。
だからショーの時は必ず裁縫セットを持参。
会場に着いたら必ず衣装を試着し、楽屋では出番直前まで衣装メンテナンスをしていることも多いですね。

―柔らかさやしなやかさは自分の<持ち味>ではありますが、やはりパワーや重みを出すのはなかなか難しくて…。ともすると振付を表面的になぞっただけのような軽い舞に陥りやすいので、パフォーマンスする際は
●テクニックははっきり正確に、
&動きは緩急やキレを意識
●空間はダイナミックに大きく
●表情やお客様への視線の送り方を大事に
踊るよう意識しています。
―同じ曲・振り付けでも、
踊り手によって全く違う印象になり、それがOKなのがベリーダンスの素敵なところ。
これからも理想を追いつつ、自分の魅力を生かした表現を追求していきたいと思います。
●体質は変えられないから…衣装や身体作りで<魅せ方>を磨く努力を!
【Yesim】
―大阪でターキッシュスタイルのベリーダンスを踊っています。
ベリーダンスとの出会いはスポーツジム。
当時は運動不足もあって今よりふっくら。「少し痩せたい(!)」と思ってベリーダンスをはじめたところまもなく体重が落ち、とくにお腹周りがスッキリしました。
ベリーダンスを深く知っていくなかで今度は「お肉をつけたい」と思うようになりましたが、その後妊娠・出産を経て卒乳時に食欲不振となって痩せてしまって…。プロテインを飲んだり夜食を食べたりアレコレ努力してみたものの、元には戻りませんでした。食べすぎることで苦しくなったり練習に影響が出たりするくらいなら「私はあるがままでいよう」とむしろ今は開き直っています(笑)。
シミーするときはお腹のお肉だけでは足りず揺れが小さく見えてしまうので、お腹の下にある筋肉まで揺らしています。そのためには骨盤の正しい位置でお腹の筋肉をゆるめること、そして太ももの筋力をつけるトレーニングをしています。
また肩が上がったり巻き肩になったりすると上半身の貧弱さが強調されてしまうので、巻き肩矯正のトレーニングも定期的に行っています。
―ビジュアル全体としては、
着たいなりたいだけじゃなく自分に似合うモノを選ぶようにしています。
ターキッシュの衣装は本当に美しくて!
オリエンタルの衣装はターキッシュのものしか持っていません。私はとくに上半身が細く骨ばってみえるのが悩みなのですが、トルコのブランド衣装にはだいたい長めのネックレスやアーム飾りがセットで付いており、気になる部分を華やかに隠してくれるところも気に入っています。
…とはいえ、衣装選びは
曲に合うか&踊りやすいかが最優先!
スカートの形はフロアワークがしやすいフレアが圧倒的に多いですね。ドラムソロやフュージョン要素が強い曲であれば、足を出すミニスカートやフリンジスタイルも細い体には似合うと思います。
―まだ子供が小学生なので夜の時間帯に家をあけることができず、今は週末に5~8時間集中してレッスンをしています。
私は踊る前にたくさん食べると気持ち悪くなってしまう体質なので、2時間おきにゼリー飲料やおにぎりを口にしたり、優しい生徒さん達が差し入れしてくれるスイーツをつまんだりして、糖分は摂取するようにしていますが…こんな事情もあり、ベリーダンスを続けている限り劇的に太ることはなさそうです。
ご自身の体型に
コンプレックスがある方にお伝えしたいのは、
体質やライフスタイルなど
自分の力ではどうにもならないこともあるということ。
一方で、身体作りや衣装の選び方など、
努力すれば変えられることはたくさんあります。
誰だって大なり小なりコンプレックスはある。
だから他の方と自分を比べてムリをしたり辛い努力をしたりするのではなく、今の自分を最大限輝せていけばよいと私は思います。













