増田真吾
(マスダシンゴ)
大阪生まれ、奈良育ちのアラブのお琴カーヌーン奏者、作曲家、ときどきダルブッカやフレームドラム等のハンドパーカッションやブルガリアの斜め笛のカヴァルも演奏している。 幼少時にピアノを始め、音楽活動においてもピアノやキーボードを演奏していたが、世界の音楽への興味から2009年に日本のアラブ音楽の奏者に薦められ、その年の夏にエジプトへ渡航しカーヌーンを始める。 エジプトの他、チュニジア、トルコ、ギリシャ、スペイン等さまざまな国へ渡航し、カーヌーンの奏法及びアラブ音楽やトルコ音楽等の旋法体系マカームを学ぶ。 2017年よりドイツの国際都市ベルリンへ拠点を移し、アラブ音楽やトルコ音楽に限らず、ジャズやクラシックなどさまざまなバックグラウンドを持つ多数の音楽家と共演し、ジャンルを超えた活動を展開している。 近年はマカームや西洋音楽理論をはじめ世界のさまざまな音楽の要素を取り入れた作曲活動にも力を入れており、自身の参加するバンド「Japal」等でも演奏している。 2019年9月にはベルリンで開催されたワールドミュージックのバンドのコンテスト、2. Creole ContestにJapalで参加、入賞を果たす。