宮崎信子
(ミヤザキ ノブコ)
フルート・ナイ・篠笛奏者、作曲家。 音楽も人生も「旅」であると感じ、世界の音楽を迎え入れ独自のスタイルで演奏。 神奈川県出身、カリフォルニア育ち。インディアナ大学フルート科、ロンドン大学アジア・アフリカ研究学院民族音楽科修士課程修了。フルートをトーマス・ロバーテロ氏、篠笛を元鼓童メンバーの渡辺薫氏に師事。アラブの笛ナイをバッサーム・サーバ、サミール・シィブリーニ各氏に師事。ニューヨークを拠点に活動中、クラシック・ジャズ・和太鼓等様々なプロジェクトで北南米・ヨーロッパ・中国ツアーに出る。ニューヨーク・アラビック・オーケストラでは首席フルートを務め、マルセル・ハリーフェ他アラブ音楽界の巨匠らと共演。2015年、自作曲であるオーケストラと篠笛のための「祈り風」をカーネギーホールで演奏する。同年、自分のアートで社会の役に立てないものかと中東のレバノンに移住し、演奏の傍らシリアやレバノンの子供達の音楽教育に携わる。「ウーミ・アンサンブル」としてアルバムを発表、プロジェクト・タンウィーンではギター奏者ジョー・アッワードとアラブ音楽、即興等を取り入れたオリジナルな世界を繰り広げる。2020年に帰国し、ChalChalや常味裕司氏と共演。また探求型学習を通して日本の子供達と「音楽の探求」を行っている。