Kotomi
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ドキドキの発表会本番! 振付を覚えたり衣装を揃えたり…同じくらい大事なのが<メイク>。美容部員の経験があり現在はパーソナルカラー診断も手がけるKotomi(コトミ)に、ステージメイクのポイントを伺いました!
●日常メイクと舞台メイクは別モノ!
-いま流行のメイクは
「抜け感」「透け感」「ナチュラル」が主流ですが、
ステージ上では「マット」が基本。
強い照明が当たっても色が飛ぶことなく、遠くにいるお客さまにもにも表情をしっかり届けることができます。
とくにメイクの土台となる
<ファンデーション><パウダー><ハイライト><ローライト>は、舞台用にカバー力やキープ力の高いアイテムを揃えておくことをおすすめ。汗をかいても崩れにくいし、照明に対して色がしっかり出るよう作られているから肌をキレイに見せてくれます。
一方パールやツヤ感が強いものは、照明が当たった時に顔中が濡れたようにみえてしまうのでおススメしません。
―目ヂカラUPに役立つ<つけまつげ>は、ステージには必須のアイテム! 私の場合は切れ長の目を縦横に大きく見せるため、3種類を重ねてカスタマイズして使っています。
<アイシャドウ>は、チャコットのマットなブラック(マルチカラーバリエーションMA28[MATTE])を1つ持っていると便利ですよ。照明に強いだけでなく、バレエをしているお子さんでもつけられるように肌に優しい処方で作られているとか。 ベースとして先に黒を塗っておき上から好みのメインカラーを重ねると、アラブ風の重くクッキリした目元を作れます!
●普段使いアイテムも上手に取り入れて
―<チーク>もマット、<リップ>や<眉用のペンシルやパウダー>、<アイライナー>も発色が良ければ普段使っているアイテムでも大丈夫ですが、明るすぎる色や透けるものはオススメしません。ベリーダンスの曲や衣装に似合うゴージャスな色味は、日本や韓国よりも欧米のメーカーのほうが色数が多く、自分に合う色が見つかりやすいと思います。
―舞台用のアイテムは色がしっかり付くものが多いので、きちんと<メイクブラシ>を使いましょう。ブラシはメイクテクニックをカバーしてくれますよ。
参考までに私が使っているブラシの一部を紹介します!
―最低限揃えるのであれば、
◆ブレンディングブラシ
(アイシャドウをぼかす用)
◆アイシャドウブラシ太&細
◆アイブロウブラシ
◆チークブラシ
の5本あれば十分だと思います。
●「なりたい顔」を先に決めておく!
―とはいえメイクに苦手意識がある人ほど「そもそも正解が分からない」という方も多いですよね。Youtubeを検索すればアラブ風メイクの動画はたくさん出てきますが、私たちとは顔の作りが違いすぎてそのまま取り入れるのも難しいと思います。
―そこで私のオススメは、
メイクアップのシミュレーションアプリ。
例えば
リップをオーバー気味に描いてみたり、
眉の形を変えたり、
シェーディングを加えたり…
実はステージメイクにはちょっぴり<思いきり>が必要なのですが、アプリ上なら気軽にイロイロ試せるし、自分の顔写真がベースにあるから違和感も少ない。何より先に理想とする顔を決めておくことで、メイク練習時は「どこを」「どうすれば」見本に近づけるのかという作業に集中できます。
またお客さんとの距離が遠いステージでは、鏡に写った顔だけでなく少し離れたところから全体のバランスを確認したり写真や動画(アプリ補正はなしで!)に撮ったりしてみるのも効果的。客観的に分析しながらトライ&エラーを繰り返すうちに必ず「自分がしっくりくるメイク」ができるようになります。
―メイクは練習すれば必ず上手になります。
そして思い通りのメイクができると
自分の顔に自信がついて、
内面から輝く表情が生まれます。
実はこれが何よりのメイクの魔法!
踊り同様メイクもシッカリ事前準備して、
本番をもっと素敵に&楽しんでください!