一般社団法人
日本ベリーダンス連盟

コラム
2025.8.4

<振り覚え>に近道はないから…
感性とフィジカルの両面からアプローチ!

Qamarah

https://www.qamarah.net

 

レッスンやワークショップ…「振付がなかなか覚えられなくて」とお困りの方も多いのでは? ワークショップでは、バツグンの振り覚えで参加者たちをリードすることも多いQamarah(カマラ)にその秘訣を聞いたら、ベリーダンスを学ぶ過程で全くタイプの異なるトレーニングを経験していたことが分かりました!

 

 

●お目当ては、振付を覚えた<先>にあるもの

―私の場合、
振り覚えが<得意>というより、
大好きなエジプシャンスタイルを会得するために「覚えざるをえなかった」というほうがしっくりくるような気がします(笑)。

 

 

―エジプト人のマスターティーチャーのなかには、ワークショップの途中で振付が変わったり、振付とは関係なく勝手に踊り出したりする先生も多いですよね。受講生のなかには何が正解か分からなくなって混乱する方も多いようですが、こうした音楽に呼応する本物のエジプト人の<身体の反応>が見られた瞬間こそ、私にとっては最高のご褒美♪

 

 

―音の取り方や瞬間的なエネルギー、身体がおしゃべりするかのような自然なヒップワーク…こうしたエジプシャンのエッセンスは、直接自分の目で見て感じることでしか盗めません。そのためには振付を覚えた上での<余力>が必要なので、ワークショップ中は「とにかく覚えなくちゃ」と無我夢中だったんです。

 

●持ち味の異なる2つのスタジオで学んだ経験が<糧>になった

―私が最初に通ったデバダシスタジオでは振付の時間はなく、自分の内面を感じマインドを解放していくトレーニングが中心でした。

 

…いざ自分が教える側にたってみて分かったのですが、生徒さんたちをみていると、振付を<頭で考える人>と<イメージとして捉える人>2つのタイプに分かれます。

 

踊りの経験年数や上手い下手は関係ないのですが、前者はまず動きを目で追ってステップを覚えたら手、表情…と段階的に覚えていくので、「素敵に踊る」までにはちょっぴり時間がかかってしまいがち。対し、目でとらえた情報を捉えるのが得意な人は、手の動きや表情といった全体的なイメージを丸ごと吸収していくので振り覚えのスピードは比較的早いように感じます。

 

デバダシスタジオでは多くのことを経験しましたが、なかでも振付を覚える上で役立っているのは、こうした<イメージを捉える力>の部分。都度自分のなかで起こる反応が面白くて夢中でレッスンに通っていたら、次第に感受性そのものや視覚的な情報を取り入れる量が大きく変わっていったような印象があります。

 

●踊り≠舞い。エジプトの踊りはクリアな<足元>が大切

―その後はさまざまなスタイルのベリーダンスに触れるなかで「やはりエジプトの踊りを学びたい」と思い、小松芳(@k.komatsu2022)先生のスタジオへ。

 

こちらでは入門クラスでも
振付はたっぷり<1時間>!
ベーシックの時間も、エジプトのフォークロアダンスで使われるステップを何度も繰り返し練習します。

 

 

―「踊」という漢字には、
「足」という文字が含まれていますよね。

 

フォークロアを経験して分かったのが、踊りはステップ=体重移動の連続ということ。

 

慣れないステップに
最初はとても苦労しましたが、
・3歩なのか4歩なのか
・かかとが上がっているか降りているか
・膝が曲がってるか伸びてるか
etc.
必ず<足元>を確認する習慣がついたら、
来日する振付師のワークショップに参加した際、次第に振付をしっかり覚えられるようになったんです!

 

また体重移動がきちんとできるようになれば、エジプシャン特有のヒップワークも入るようになります。

 

エジプトのルクソールで見た、
「最後のガワージ」バナット・マーゼンの踊りもとにかくステップ!ステップ!! 足でしっかり大地を踏みしめることで生まれる豊かな<腰の揺れ>は、今もはっきり目に焼き付いています♪

 

 

●「好き」に貪欲に!一番近くで全部見たいし見てほしい!

―実は小松スタジオに通いはじめた頃、フォークロアのことはよく知らなかったし、正直いうとあまり好きではありませんでした。

 

当時の私のエネルギー源は小松芳先生ご自身。
先生の踊りやレッスンの時に伺うお話が大好きで、「いいところを見せたい」「認めてもらいたい」一心で、慣れないステップにも喰らいついていた記憶があります。

 

だからレッスンはいつも最前列! 
怠けられない場所を陣取って「いつでも叱られる」準備をしていましたね(笑)。

 

 

―大好きな振付師やダンサーのワークショップを受ける時も、もちろん<最前列×ど真ん中>のポジションを狙いました。ビジュアル、フォルム、顔の表情、足の幅、手の向き、つなぎ、呼吸…鏡を通して、先生と自分をぴたっと重ね合わせられるし、自分を「見てほしい」「気にかけてほしい」と思っていたからです。

 

大好きな人のことはぜんぶ見たいし、見てほしい。

 

踊りの上達において
<欲張り>であることは、決して悪いことではないですよね!

 

 

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